CBRワーカー研修(報告会)を開催しました
11月28日に、CBRワーカー研修の「実践報告会」を開催しました。
今回は、受講者のみなさんが各施設で実際に取り組んだ“生活リハビリ”の改善事例を発表していただきました。
発表では、
● イスの高さ、食事姿勢の調整によって食事量が向上した事例
● 車椅子からベッドへの移乗を、評価表の使用と環境調整で安全に行えるようになった事例
● 車椅子の姿勢を改善するために、ダンボールを使った簡易座面を作成した事例
など、利用者様の“生活のしやすさ”に直結する、温かな取り組みが多く紹介されました。
また、複数の発表者から
「研修を受けたことで、これまで見過ごしていた“気づき”に目を向けられるようになった」
「改善を進めるうえで、多職種の連携が欠かせないことを改めて実感した」
といった声が挙がり、今回の研修が各職場のチームづくりにも良い影響を与えていることが感じられました。
利用者様の“できる”を支える取り組みは、同時に職員の働きやすさにもつながります。
現場から生まれた小さな工夫の積み重ねが、施設全体の質を向上させていく、そんな実感を共有できた報告会となりました。


